JN4JXLの業務日誌

2020年1月に3アマを取得し、開局したビギナーハムの業務日誌です

マイクロストリップラインを用いた1200MHz帯用分配器の製作

以前、同軸管による2分配器を製作しましたが、加工が大変でした。

1200MHzスタック用同軸管の製作 - JN4JXLの業務日誌

そこで、今回はマイクロストリップラインを使ったQマッチによる1200MHz用の分配器を製作してみました。

4分配器

先に断っておくと、高周波や伝送線路の知識はほとんどなく、ネットで調べたことを適当に組み合わせているだけです。 何か間違っているところがあれば、ご指摘いただければ幸いです。

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マイクロスイッチとスラストベアリングを使った3Dプリントパドルの制作

最近、ベアリングを使用してガタつきのないエレキー用パドルの制作にトライしており、ベアリングを4つ使用したパドルはすでに制作済みです。

しかし、組み立て手順が多いので、少しシンプルなパドルを作ってみようと思い制作してみました。

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2400MHz用3Dプリントアンテナの製作

SG Labs. の2400MHzトランスバータを入手したので、いくつか2400MHz帯用のアンテナを製作しました。

その中の一つの3Dプリント版ループ八木アンテナの紹介です。

3Dプリントしたエレメント

見ての通り、全てのエレメントが3Dプリンタで出力したループに薄銅板を嵌め込んだ状態です。

給電部のアップ

給電部を拡大した写真です。SMAコネクタに薄銅板を半田付けしています。

銅板は0.1mm厚のものをカッターで6mm幅にカットしたものです。

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JLCPCBにテストピースの3Dプリント発注してみた

JLCPCBで3Dプリントを発注できると聞いたので、オリジナル電鍵の出力に使えるか、精度はどんなもんか、チェックのためテストピースを発注してみました。

3d.jlcpcb.com

こちらがテストピースの設計図

テストピースの設計図

ベアリング(MR117ZZ)の内径と外径にぴったりのサイズを確認するためのテストです。

上に並んでいる円が、円柱の外径チェックで、7mm ± 0.2mm(0.1mm刻み)

八角形のくりぬきがベアリングをはめる穴の内径チェックで11mm ± 0.2mm(0.1mm刻み)

ついでに八角柱の外径チェックが 7mm +0.1mm 〜 -0.2mm

素材は

  • PA12-HP Nylon (Black)
  • 3201PA-F Nylon (Black)
  • Black-Resin

の3パターンです。

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三脚用DJ-G7ホルダの制作

YouTubeで無線系の動画をよく見ますが、その中でDJ-G7を三脚に固定する方法について試行錯誤されている動画がありました。

確かに、三脚にアンテナを固定したあと、DJ-G7の固定位置に困ります。

いつもは三脚のハンドルにDJ-G7のベルトを引っ掛けておきますが、何かのはずみで落ちたり、画面が見づらかったです。

SRH770等であれば、DJ-G7を高いところに垂直に固定したいですがなかなか難しいです。

ということで、3DプリンタでDJ-G7を三脚に固定するホルダを製作しました。

頒布の希望があったので、少量ではありますが頒布します。詳細は記事の最後をご覧ください。

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ホイップアンテナ用パラボラリフレクタの試作

以前、割と大きいパラボラリフレクタを作ってみたことがあるのですが、おそらく精度の問題でうまく機能しませんでした。

3Dプリンタを使えばもっと精度良くパラボラアンテナを作れると思い、純正ホイップ用のパラボラリフレクタを試作してみました。

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1200MHzスタック用同軸管の製作

33エレのループ八木アンテナを製作してみたものの、長すぎてうちのベランダで振り回すのは厳しいので、20エレ程度のアンテナのスタックを試してみたいなと思っていました。

スタックする場合は分配器が必要ですが、市販品はN型端子のみで、ヤフオクでたまに出品される分配器もN型です。 しかし、N型はコネクタも高価だし、うちの環境ではSMAで十分なので、SMA端子の分配器を制作することにしました。

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