※この記事はPCBGOGOさんからご提供いただいた基板でお送りします。
以前、マイクロストリップラインで分配器を製作した記事を書きましたが、これをみたPCBGOGOさんから「ぜひウチの記事も」と、ご連絡いただきました。
せっかくの機会なので、利用させてもらい記事を書いています。
基板発注
さて、発注したのは上記記事の4分配器と調整後の2分配器の基板を10枚ずつです。
JLCPCB用のガーバーデータが流用できるか心配でしたが、オンラインガーバービューアで事前に確認でき、問題なさそうだったのでそのままアップロードしました。
今回は配送にOCSを選択して、注文から到着まではちょうど1週間でした。
JLCPCBはOCS NEPを使うと、かなりお安く済むので、PCBGOGOさんももう少し安い配送オプションがあると嬉しいですね。
基板到着
さて、到着した基板を見てみましょう。2分配は赤、4分配は青でお願いしました。
まず、ケースに入れたところ少しキツかったので、JLCPCBで発注したものとサイズを比較してみました。
少しわかりにくいですが、左上が2分配器(JLCPCB)、右上が2分配器(PCBGOGO)、左下が4分配器(PCBGOGO)、右下が4分配器(JLCPCB)
いずれも、ほぼ設計値通りですが、強いて言えばJLCPCBが0.1mmほど小さかったようです。
ちなみに、4分配器はどちらも青を発注していたので、色も比較してみました。写真だとわかりづらいですが、PCBGOGOの方が青が少し濃いです。
測定
さて、2分配器のほうにSMA端子を半田付けして、特性を計測してみます。
LiteVNAで計測してみた結果としては、SWRはPCBGOGOの方がドンピシャ。通過特性はJLCPCBの方が僅かに良さそうという感じでした。
マイクロストリップラインでは基板の影響を受けやすいのと、素人の測定なのであくまで参考程度ですが、どちらも実用上は問題なさそうです。
PCBGOGO
JLCPCB
クーポン的なやつ
また、11/30までPCBGOGO感謝祭キャンペーンを開催中とのことです。 www.pcbgogo.jp