DJーG7が生産終了となってしまい、1200MHz帯に対応した無線機はいよいよIC-9700のみとなってしまいました。
しかし、移動運用するのにIC-9700を持ち運び運用するのは、重量的にも電源的にも現実的ではありません…。
そこで、SG Laboratory の小型トランスバーターとIC-705 を組み合わせて、なるべく軽量で気軽に オールモードで 移動運用できるセットアップを紹介します。
続きを読む光造形タイプの ELEGOO Mars を1年ほど使っていましたが、アンテナ用のパーツを作るには光造形タイプは適していない (紫外線で造形物が劣化する) ため、積層タイプの3Dプリンターを買いました。
購入したのは VOXELAB 社の Aquila S2 というモデルです。
VOXELAB という名前は初めて聞きましたが、商品説明にもあるように FLASHFORGE 社のサブブランドということで、そこそこ信用できるのかなと思いました。
機種選定のポイントは、将来的にTPUを使いたくなった時に対応できるように、ダイレクトドライブ方式 にしたくらいで、後はとにかく安いもの、という感じです。 本当は Ender3 S1 とかがオートレベリングがついていて良かったんですが、5万円程とちょっとお高いので Aquila にしました。
フィラメントは PETG と 紫外線に強く耐候性の高い ASA を合わせて購入しました。
Amazon でポチって2日ほどで到着し、組み立ては説明書の絵だけを見ながら1時間程度で完了しました。 組み立て後、さっそくレベル調整を行いましたが、ビルドプレートの平面度が悪く、奥行き方向に反っている感じで4隅で調整しても中央ではヘッドが擦れる感じで不良品のようです。 サポートに連絡して現在やりとり中ですが、おそらく交換用のビルドプレートを送ってきてもらえるようです。
ビルドプレートが反っているため大きなものは出力できませんが、とりあえず八木アンテナのエレメントホルダーを PETG フィラメントで出力してみました。FDM機はノズル温度やヒートベッド温度で苦労する印象でしたが、あっさり綺麗に出力できてしまいました。
寸法的なところは微調整が必要でしたが、思いのほか精度も良くきれいに出力されていたのでびっくりしました。
さらに何度か出力して分かったのは
とにかく時間がかかるということがわかりました。 しかも PETG は割と安心して目を離せますが、 ASA はとにかく剥がれる! ちょっと目を離したらラフトの端が捲れ上がってビルド失敗です。3時間かけて1つも成功しなかった時は、もうため息しか出ないですね…
SF-20 用のエレメントホルダーは給電部と合わせて実験して、うまくいったら販売してみたいと思います。
DJ-G7 を入手してからずっと 1200MHz のアンテナを作っています。八木を作ったりデルタループを作ったりしましたが、最近は同軸コリニアアンテナ作りにハマっています。
高利得アンテナを作っているのは主に山口 1200MHz ロールコールに参加するためで、四国反射の 200km 超えになるため試行錯誤しています。 今のところ15エレループ八木と22段コリニアで一瞬 RS41 で聞こえた程度で交信には至っていません。
利得では多エレ八木に分がありますが、同軸コリニアのような水平方向に無指向性のアンテナの場合、反射した電波をかき集めるような感じで受信できる効果が期待できるようです。
で、いくつか 3D-2V の同軸を使ったコリニアを作ってみましたが、調整がうまくいかずなかなか思うようなアンテナが作れません。そもそも同軸コリニアの製作経験がなく調整の勘所がわからないこともあり、スタブ用の 1.5D がどんどん減っていきます。
そこで、エレメント同士の半田付けなし、刺すだけの実験アンテナを製作しました。
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DJ-G7 を購入して、日中は1200MHzのメインと近くのレピーターをワッチしていますが、バッテリーで駆動しており劣化が心配なので USB-PD で給電できるよう電源アダプターを製作しました。
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