RHM8BはIC-705に直接取り付けられない
RHM8Bは無線機に取り付けて使用するように設計されています。
しかし、IC-705はBNC端子が横向きに生えているため、他の方法を考える必要があります。
L型アダプタをつけると垂直にはできますが、BNCのL型アダプタは回転するため固定できませんし、RHM8Bはそこそこ重いので直接つけると破損が怖いです。
市販のアンテナ基台
ダイアモンドなどからBNCのアンテナ基台も販売されていますが、5000円以上だったり、同軸ケーブルが交換不可だったりで使い勝手が悪いため、手持ちの三脚に固定できるアンテナ基台を作ることにしました。
材料
- ねじ山付きのBNC中継コネクタ CANARE ( カナレ ) >BJJR | サウンドハウス
- 適当なL型変換コネクタ (Amazonで買った安いやつ)
- W 1/4 のナット (ナフコ)
- 適当な2液式エポキシ接着剤 (ダイソー)
- コの字型金具
材料費は1000円ちょっとくらいでしょうか。
作り方
三脚に固定するためのW4/1ナットを金具の穴にはめて裏からビニールテープで固定し、接着剤がナットの中や裏側に漏れないようにします。
1時間ほど放置し、しっかり固まったのを確認します。
次に、グラウンド側を金具と導通させるため、中継コネクタを差し込む穴の周りの塗装をサンドペーパーなどで落とします。
これは、別の穴にラジアルを接続できるようにするためです。
中継コネクタを金具の穴に差し込み、固定ナットで固定する前にL型変換コネクタを接合します。
最後に中継コネクタのナットを締め込んで完成です。
使い方
丸型端子と平型端子を適当な銅線で繋いでラジアルを差し替えられるようにしました。
三脚に固定するために作りましたが、Cクランプで挟んで固定することもできるので汎用的に使えると思います。
ケーブルも好きな長さ・太さのものが使えるので、便利かなと思います。